あっと言う間に何日も経ってしまいました…。
というわけで、第何日目というタイトルの付け方をやめて、内容を示したタイトルで行くことにしました。(自分に甘すぎる!)
さて、今日は動詞の人称をやりました。
では、早速。
「私」は「Yo」
動詞の最後は(-o)です。
例)(Yo) hablo japonés.
(Yo) を言う必要はありません。
発音は「ジョ」なんですが、「ヨ」と言っている人もいます。ジョと言ってるけどヨに聞こえるだけかもしれませんが、はっきり「ヨー タンビエン (me, too)」と言ってたのを真横で聞いた時、ヨでもいいか、と思いました。
ちなみに言っていたのは、アメリカ生まれの30代のヒスパニックの男性です。
「貴方(カジュアル)」は「Tu」
動詞の最後は (-as)です。
例)(Tú) hablas japonés.
(Tú) を言う必要はありません。
いつもナースステーションで同僚ナースとお喋りしているヒスパニック系の看護師がいます。
ずっと喋っているので、「あの、お喋り中悪いんだけど…」と毎回割り込む感じになってしまいます。その度に「ちょっと何でinterruptしてくるのっ?!」と半ばイジラれます。
次回は、「Porque (tú) habla mucho」と言おうと思います。She talks just too much!
「貴方(フォーマル)/彼/彼女」は「El/Ella/Ud」
Udは、Ustedの略です。
動詞の最後は (-a)です。
例)(Ud) habla japonés.
(Ud) を言う必要はありません。
患者さんが私に何か言う時は「Tu (-as)」で全く構いませんが、こちらから患者さんに何か言う時は、「Ud (-a)」 にしています。
医療はサービス業です。お金を頂いてより良いサービスを提供する。
数年前から、カスタマーサービスも更に重視されるようになって、保険のreimbursementにも反映されます。
というわけで、患者様にはTuではなく、Udで行ったほうが良いです。
いくら親しい患者さんでも、患者さんと医療従事者の間には、線を引いた方が良いです。
「私達」は「Nosotros」
動詞の最後は (-amos)です。
例)(Nosotros) Hablamos japonés.
(Nosotros) を言う必要はありません。
看護のケアを提供している最中は、もっぱら私(看護師)と貴方(患者さん)の世界ですので、「Yo」と「Ud」が中心です。
しかし、この「ノソトロス」系も多く使います。患者さんに、あれしてね、これしてね、という際、(貴方/患者さんが)これしないと、あれしないと、といった形にしたくないし、出来れば一緒にやっていきましょう、というスタンスで話したいです。
「血液検査は3か月に一回必要ですよ」という言い方より、「3か月に一回血液検査をしていきましょうね」という言い方のほうが、個人的には好きなので、やっぱり「私達」を使いたいです。あくまで、一緒に治していきましょうね、という気持ちで。
でも、ちなにみ、誰かがそういう言い方をしているのを聞いたことはなくて、私は自分が使いたいから使ってる、という感じです。
「私達」のスペイン型。「Vosotros」
動詞の最後は (-áis)です。
例)(Vosotros) habláis japonés.
(Vosotros) を言う必要はありません。
スペインでしか使われない、ということで、地元の小学校の授業では、先生はここはすっかり省いていました。小学校なので、最小限で楽しくやっていきましょう、ということで子供の勉強の負担を減らしたようでした。
だから私も、負担を減少するため、とりあえず省く!ということで今はいいでしょうか。
「彼ら」は「Ellos/Elloas」
動詞の最後は (-an)です。
例)(Ellos) hablan japonés.
(Ellos) を言う必要はありません。
仕事中に使ったこと無いかもしれません。そういう場面は確かにあるのでしょうが、少なくとも私の頭にはそのような余裕が無いことは確かです。
これは、言い換えが可能なので、それも理由かもしれません。
彼等・彼女等という意味で、患者さんとの会話には、「ナース達」とか「ドクター達」という言い方で置き換えられます。その方が、彼等って誰?という誤解も防げます。私の場合は、ということです!
というわけで、6つの人称でした。
上で、(Yo)とかを言う必要がない、と書きましたが、私はスペイン語超初心者なので、動詞の語尾を間違えることもあるし、患者さんとの会話中での誤解を防ぐために、使用することがあります。あと、私ね、貴方ね、と言う意味で、手を使うこともあります。
看護師は、とりあえず、「私と貴方」そして「私達」の人称を先ずはマスターということで、頑張りましょう~。
そして、一番重要なのは、会話内容によっては、ちゃんと通訳を入れましょう、ということです!
そして、ケアの記録には、「スペイン語を話すメディカルアシスタントの通訳で」とか、「患者さんは、きちんとケアの内容を理解しました」とか「患者さんが(教えた内容に従って)きちんとデモンストレーションできました」といった内容も書き残す事が必要です。そうでないと、後で、片言のスペイン語でケアをおろそかにした、ということで責められますのでね!