仕事場で、看護助手(CNA)さん達から看護師への感謝の気持ち、ということで、ちょっとした食べ物のトリートがありました。
そんなそんな… 看護師側こそ看護助手さん無しでは仕事にならないわけだし、感謝感謝なのですが、聞いたら、看護師から看護助手への感謝の気持ち企画は先日もう既にあったとのこと。
全然自分が含まれてなかった事実!
まあ、それは置いといて…
廊下で、CNAの1人に「ピロタダは食べた?〇〇(CNAの1人)のホームメイドだよ。」と言われて「ピロタダ?」と聞き返したら「タピロタダよ(と聞こえた)」と言われて、それは何かな、と思いながら食べ物の部屋に行ってみました。
タピロタダ~ とは何ぞや
テーブルには、果物とか、ケーキとか、タマレとかが並んでて… だけど、わからない…
1人入って来たので「ピロタダとかタピロタダってどれ?」と聞いたら
「あ~、これこれ」とブレッドプディングらしきものを指さしました。
「メキシカン・ブレッド・プティングだよ」とのこと。
なるほど、そうなんだ。それなんだね。
でも、調べてみたら、「カピロタダ」でした。「カ」ね~!
バケーションもそうだけど、私の耳には、最初の子音というのがとかく聞こえない。
■カピロタダ(Capirotada)
メキシカンブレッドプディングは、メキシコ人の宗教的な文化の中に存在する伝統的な食べ物です。
メキシコ人の多くはカトリック教徒で、その宗教的行事の中でも、イースター(復活祭)は春にある大きなイベントです。イースターの前40日間の間をLent/四旬節と呼び、人々は決まった日に食事を抜く断食をします。
材料は、シナモン、メキシカンシュガー(piloncillo)、クローブ、レーズン、ピーカン、ブレッド、そしてチーズなど。
このサイトはなかなか参考になるかな、と思います。(https://muybuenocookbook.com/capirotada-mexican-bread-pudding/)
ブレッドプディングは、糖分、脂質、又たんぱく質(チーズ)がレイヤーになっていることから、断食の時期に適したデザートということのようです。
Capirotadaで検索すると、レシピやら、それを取り巻く背景などがいろいろオンライン上に出て来ます。
宗教食とも言えるメキシコ風ブレッドプディングでした。