今日、病室のテレビを見ていた患者さんが、テレビに「Chapa」という街が映っていたらしく、そのChapaの話を始めました。
え、何なに何のこと?という感じでしたが、ノンブレと言ったので、街の名前と判明。(後で調べたら村でした)
海があって、山があって、果物がたくさんあって、魚もいっぱい、美味しい食べ物がいっぱいあって、と、聞いてるとまるで天国じゃありませんか。
断片的に聞こえる単語を、頭の中で一生懸命繋げている私。でも、きっと上記のような内容だったと思うんです。
患者さんいわく、フィリピーノ、チノ(中国人)、ハポネス(日本人)がとても多い、とのこと。
「じゃあ、turista (観光客)が多いんだね」と言うと、「違うよ、住んでるの。観光客もいるけどね。」と言います。
多くのフィリピン人が、ワイン農場で働いているんだよ、ワインは有名だからね、とのこと。
メキシコでワイン?って有名なんですか? Vineyard (ぶどう畑)は、最適な温度枠内じゃないと駄目だと思っていたのですが…。メキシコって暑いでしょ? Muy calienteでしょ?
と言うと、暑いけど、寒いんだよ。
おお、そうなのね、じゃ、きっと、天候的にも良い所なんでしょうね。
ちょっと調べてみたら、メキシコへの移民として、フィリピン人を筆頭に、中国人や日本人が多数移住したという歴史的背景がありました。現在は、センサス的は約1%がアジア人。
紙を引っ張り出している暇がなかったので、また例のごとく腕に書いてしまいました。
「comercino」は、trade。と言いたいところですが、写真のスペルは間違ってますね。「comercio」だったんですね。
また、「Don Pedro」ドンペドロ de プレジデンテ、は、大きな瓶に入った特別なお酒だよ。とのこと。ワインの話のところで。
ドンペリのこと? それはフランスか。
高いでしょうね。と言うと、「安いよ」と。笑 きっとコスパがいいに違いない。
というわけで、チャパという所は、住むのに快適そうな感じです。昨今では海外でリタイヤ生活を望まれる方も多くいらっしゃるようなので、どうでしょう、チャパ。でも、地図で見たら、メキシコシティから車で2時間。距離的には1時間くらいに見えるのですが、2時間ということは、道の感じが、きっとクネクネしてるのかな、と思います。
あれ?海は近くないですね。魚の話は何だったのかな… 苦笑
こんな私の片言以下のスペイン語で会話をしてくれた患者さんに感謝感謝です。