今日1月6日は(0時を回ったので昨日ですね…)メキシコ人やスパニッシュ系のクリスチャンの人々にとって特別な日なのだそうです。
Día de Reyes
患者さんの部屋に行ったら、「今日1月6日は特別な日だよ。St. Reyesがプレゼントを持ってきてくれる日」と教えてくれました。
三人の賢者(three wise men)が生まれたばかりのジーザスの元へギフトを持ってきた日なのだそうです。
患者さんが「St. Reyes」と言ったので、「それは賢者の名前なの?」と聞いたら「そうだ」と言うんです。
丁度、他の入院患者さんに「Reyes」という名字の方がいたので、じゃ、三人の賢者の1人の名前なんだ、と勝手に思いました。でも、あれ?じゃあ、他の2人は?と思い、「どうして3人のうちの1人の名前だけが6日の日の名前に抜擢されたんだろうね?3人のポジションには上下関係があったのだろうか。他の二人の名前は付けられなかったんだ…」と漏らすと患者さんは「?」な感じに…(苦笑)。
オフィスに戻って、三人の賢者って…と調べると全然違う名前(笑)。Reyesって誰ですか?って感じになりました。
Reyesって「King」という意味なのですね~。どうりで話がかみ合わなかったわけだ。
入院患者さんのMr. Reyesに惑わされた(苦笑)。
「Día de Reyes」には「Rosca de Reyes」
娘が幼稚園の時にスペイン語のクラスでそういうのやってたな~、と思い出しました。
メキシコ人の宗教的な文化の1つです。
この日に何をするかと言いますと、ベイビージーザスの小さな人形を埋め込んだケーキを焼く日です。ケーキと言っても、どちらかと言うとパンって感じですね。大き目の輪っか状のパンです。これを「Rosca de Reyes」と呼びます。
娘のクラスでも、先生が人形入りで焼いて来てくれて、全員で食べたみたいです。誰にジーザス当たったかは娘も既に覚えていませんでした。遠い昔で。
ちなみに、幼稚園の時のスペイン語のクラスは、勉強っていうより、こんな感じで、文化を習うみたいな感じのようでした。
さて、その埋め込まれているベイビージーザス人形が自分のケーキに入っていた人は、2月に皆さんにパーティを催すという役目に立たされるようです。だから誰もベイビージーザス取りたくない、って感じですか…。