■ 爪やすり #57

職場のスタッフ不足のせいで、何故か私が患者さん用の爪切りや「爪やすり」などを購買部に注文しておりました。

価格が安いとは思っていましたが、届いた爪やすりは、思っていたよりも随分と小さいサイズでした… (苦笑)

届いたその物が目の前に置かれていて、電話の保留中に、書かれた文字が目に留まったのでした。

emery boards

エメリー・ボード (Emery Boards)

アメリカの商品には、英語と共に、大体スペイン語表示(説明)も一緒についています。

エメリー・ボード (Emery Boards) は英語ですが、何でエメリー?と思いますよね。

医療の世界ではよく、ドクターXXXが発明したから、商品名もXXXというのがよくあります。でも、エメリー・ボードは、ドクター・エメリーが発明したわけではなく、エメリーは表目のざらざらの元となる鉱石の名前のようです。

興味のある方は、「Emery Rock」とかで検索してみて下さい。

次の段の「Lime à Ongles」はスペイン語ではなくてフランス語らしいです。Ongle(s)は爪/nail or fingernailです。

英語の次は、大体スペイン語で書かれる場合が多いのですが、商品が商品だからでしょうか、何故か英語の次にフランス語です。(私はフランス語がわからないので、間違ってたら教えて下さいね!)

スペイン語のアクセントは「’」で、「á」のように音を強調する場合に使用されます。

でもここでは反対側っからの「à」で、フランス語やイタリア語など、ヨーロッパ圏で使う言語に使用されるアクセントです。スペインもヨーロッパ圏だけど… ちょっと違うんですね。

スペイン語で爪やすりは「lima de uñas」 うにゃ。うにゃす。

Lima(s) は英語で言う「file」です。英語で爪をとぐことをfilingと言います。

ところで…

以前は、スタッフの1人が、爪切りセット(大きい爪切り、小さい爪切り、爪やすり、毛抜き、のセット)を数ドルくらいでお店から買っていたらしいんですが、その人の代わりに勤務時間外にそんな買い物をしたいスタッフはいないということで、業者調達となりました。

そして、そっちの方が安いようだよ?ということがわかりました。(^_^)

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